「 第1回全豪和太鼓フェスティバルの意義 」 ~ 時の流れ ~ 

Melborune メルボルン (VIC)
09 /07 2008
9月6日朝の便の飛行機でメルボルンへ向かった。

今回の「全豪和太鼓フェスティバル」を企画立案されたメルボルン拠点の和太鼓りんどう坂本氏から参加を募る通知を受けていた。一度はお断りした経過があったのだが急遽参加する旨を伝えた。

メルボルン空港到着し、スカイバス(SkyBus)へ乗りサザンクロス駅(SouthenCross)へ向かう。
そこからキング通り沿いの宿泊先ホテルへ直行。チェックインを済ませ、バーク通り(Bourke St)からトラム(Tram)に乗る。さらに、スワントン通り(Swanton St)でメルボルン大学行きのトラムに乗り換える。
暫らくして、メルボルン大学と表示される建物が見えてきた。
この辺一帯がパークヴィル・キャンパス(Parkville Campus)の大学構内らしい。
大学構内のセキュリティに会場であるメルバホール(Melba Hall)の場所を聞く。ここから徒歩5分の場所だという。
2時からのリハーサルには間に合いそうだ。
構内を突っ切って足早に会場へ向かう。
会場裏で企画主催者である和太鼓りんどうの代表である坂本代表に遭遇する。
しばらくぶりの再会であった。
今回このイベントにゲスト奏者として参加するにあたり、小生の太鼓師であり御諏訪太鼓宗家故小口大八先生が過日永逝した旨も伝え事情を配慮して頂いた。
和太鼓りんどうの坂本代表そして、メルボルン在住40年余、メルボルン日本人ソサイティの第一人者ドンと言われる方で、老舗日本食卸業JFT、日本食料品店、寿司バー“すずらん”2店舗と手広く事業を営まれている、鬼の拓大空手部出身、日本空手道啓心館オーストラリア創立者でもある高坂先生大兄師にも、メルボルンでの御礼共々感謝を申し上げたい。押忍!

さて、イベント会場であるが伝統と格調あるホールのようだ。収容人数340名の小ホール。
そんな中で、リハーサルを順番に沿って遂行していく。合同演奏もあるらしい。御諏訪太鼓は何故か一番目のリハーサルになっていた。そんな事はいいとして、やるだけだ!

・・・・夜7時に会場オープンし本番を迎える。

今回の小生の御諏訪太鼓独特の祝詞・口上奏のパフォーマンスを目にする方は観衆また参加者の中でも恐らく皆無であろう。

御諏訪太鼓保存会と全国御諏訪太鼓連合会並びに世界各国の海外支部を代表し故小口大八先生追悼名代させて頂く。
戒名・写真を袖に、御幣と鼓旗そして御諏訪太鼓の祝詞と口上を含め、“万雷の響”とされる御諏訪太鼓代表曲、不世出の名曲“諏訪雷”を打奏させて頂いた。
Mr.サイモン率いるタスマニアの太鼓グループは御諏訪太鼓の曲である“勇駒”を手短にメンバー3人で打っていた。サイモン自身も追悼の意を表し“勇駒”は打つべきであったと考える。過去に小口先生にお会いし御諏訪太鼓の曲を打っているのであれば尚更ではなかろうか・・・・・。筋道である!

やはり現在の和太鼓・日本太鼓の隆盛というのは戦後1950年初頭、御諏訪太鼓宗家小口大八先生の“御諏訪太鼓”復元結成に至り、複式複打法組太鼓の創始創案者としての大功績により全米を筆頭に、今や世界の和太鼓・組太鼓を確立され時代を築き上げてきた。しかし、いつも海外では思うのが日本人でなければ打てない、或いは理解し得ない領域が根底にはあるのであろう。つまり今回の会場全体でも太鼓を楽しむという概念に際して言えば、異国の人の和太鼓演奏はロック系色がどうも強い。そこを観衆は高く評価する。つまり大衆には受ける。そこが違う。
そこには、心から和太鼓に対する祈り・願いと体現される感謝・祈願と言った自然との営み・魂・畏敬の念は感じられない。今日(コンニチ)、北米南米含め全米太鼓連盟田中先生総長及び全米御諏訪太鼓連合会に於いては、戦後の和太鼓の芸能の発展の意と共に、和太鼓という日本人の心の思い営みがしっかり教育されている。これが“遺響”であろう。

昨今、和太鼓界もコンテンポラリーな流れ、リズムと共に、社会の変容を強く意識したビジュアル傾向が強い。本来の“太々神楽”とは遠くニュアンスがうまく乗っていないと言える、それほどまでに深みを失っていると痛感した。やはり日本人でなければ発信する事が出来ないメッセージが日本太鼓の“神楽”にはある。その意味合いを強調したのが、紛れもなく“宗家故小口大八師の御諏訪太鼓で”あっただろう。

今後の豪州太鼓のレベルの向上と共に日本人であればこそ必要な精神。
日本男児に求められる思想気迫である。太鼓の撥も当たりよう・・・・。

参考までに、
豪州最初の組太鼓和太鼓チームが、かつてゴールドコーストに存在した事を知っている者は少ない。
1980年代初頭に「“ゴールドコースト・桜太鼓”」という組太鼓チームが結成されている。
その当時、日本の某実業家からの依頼で複式複打法組太鼓創始創案者、故小口大八先生によって指導育成された団体である。財団法人日本太鼓連盟(旧、全日本太鼓連盟代表世話人小口大八)の記録には残されている。
この第1回豪州和太鼓フェスティバルを記念し、ここに改めて故小口先生の功績に敬意を表したい。

全国御諏訪太鼓連合会・海外支部同盟同志、“世界の御諏訪太鼓”と申していた宗家故小口大八師。
・・・・・・悠々自適に流れる水の如く、
闘争心・生命力の中の「き・ま・り・技」の教示が御諏訪太鼓宗家の鼓訓・・・・・・。

揺ぎ無い和太鼓・日本太鼓の事実と共に、
永遠に不滅である。

小生、終点のない技に励む意義を痛感する。
追求無形、人生功無恥。

合掌

6 Sep08 1


Tanaka Tenugui


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合掌

Photo by Helen @Ayers Rock, Uluru-KataTjuta National Park
on Sep/2006.  (AUSTRALIA : オーストラリア連邦国)



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【車の荷台へ太鼓を積み最寄の町“Alice Springs”から南へ500km車を走らせる・・・】

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■*** UNESCOユネスコ世界遺産 ***■
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世界最大の一枚岩の神秘、大地の恵みと共に元祖 御諏訪太鼓以奏ス】

【天地ノ鼓以心拠為、
やろうとして心働かせれば、そこに心止まる....... 静
以て、水溜まれば下に流れる・・・。
転がる石に苔付かず、
流れる水は腐らない....... 動】

【In 2008, the distance between Sydney, Australia and Los Angeles, California, U.S.A is 7,487 miles (12,049 km). Logged over 40,000kilometres from their front gate in Sydney to North America as U.S.48states, Canada and Mexico on a 55days own road trip】......◆全米・全豪☆独走、独創、独奏、独道の旅路☆本来無一物 謝謝◆

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