Essay 14 「 ~ 天鼓巡回 in Singapore ~ 」

Singapore シンガポール
09 /14 2007
「天鼓巡回 in 新加坡 during the term of APEC 」

The Asia-Pacific Economic Co-operation(APEC) Summit for the Leaders’ Meeting will be held on Saturday 8th September and Sunday 9th September 2007.
APEC is the highest-level security operation ever conducted in Australia.

Today on Friday 7th Sep, it will be most of the 21 Pacific nation leaders arrived for talks at the Sydney Opera House. There are 21 members, Australia, Brunei, Canada, Chile, China, Hong Kong (a separate delegation to China), Indonesia, Japan, South Korea, Malaysia, Mexico, New Zealand, Papua New Guinea, Peru, the Philippines, Russia, Singapore, Taiwan, Thailand, the United States and Vietnam.

I departed Sydney for Singapore on Friday 7th September morning to be held at Victoria Theatre, Singapore on Sunday 9th September.
Hopeful I might have chance to meet again ancient of Japan historic of Suwa shrine Japanese Taiko drum, Grand Head Master Mr.Daihachi Oguchi sensei.

「 天鼓巡回 in 新加坡 」

2007年9月7日、この時期SydneyではAPECが開催中、既にU.S大統領George. W. BushがSydney滞在中であり、厳戒警備体制の最中Singaporeへ向け出発する。

Sydney空港へは早朝6時に到着した。
このAPEC期間中はAustralia史上過去に例が無い警備体制だと聞いていたが、この日は朝早かったせいかSydney空港国際線ターミナルは思っていたほどの混乱も無く、普段と変わりない様子で、やや拍子抜けした感じであった。

この日は朝から小雨がぱらついていて冴えない天気であったが、離陸直前には雲が引け強い朝日が滑走路に残る水面を照らしていた。

Singaporeへ始めて行ったのは10年前に遡る、それ以来の訪星である。
今回は観光旅行目的でなく、和太鼓演奏が目的であり心持が全く異なる。
今年は是が非でも行くつもりでいた。
何故ならば日本から全国御諏訪太鼓連合会の先輩方々と我が太鼓師、当年84歳日本太鼓界の重鎮-御大“小口大八”宗家もこの折Singaporeを訪れる事になっている。
心地よい緊張感を感じとっていた。

「 JCS 」

シンガポール到着が9月7日の午後2時前に到着。予定より若干早く着いた。入国手続きを終え、タクシーで宿泊先ホテルへ直行した。
その後、ある1人のシンガポール人の下へ挨拶に行く事とした。
JCS (The Japanese Cultural Society, Singapore):新加坡日本文化協会名誉事務総長を務める陸(ロック)氏を表敬訪問した。
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事務所応接間へ通された。
非常に小柄な方である。人柄が体からにじみ出ている。物静か、控えめでおごりがない、かなりの人徳者であると伺える。
人徳者は容姿に勝る、というのが所感だ。
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この方、長年に渡り日星友好交流の架け橋となり御尽力されてきた方であり、1983年日本国政府、昭和天皇より勲三等瑞宝章を授与されている。

陸氏より、「明晩8日、ホテルでReceptionが催されるとの事で、是非出席して下さい」と承った。

「 Reception @ Allson Hotel Singapore 」

新加坡日本文化協会より徒歩5分足らずのホテル内にある中華レストランに
於いて前夜祭と言った夕食会Receptionが催された。
まず、宗家小口大八師の挨拶、他各団体の代表者と協会関係者の紹介が行われた。
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1973年に御諏訪太鼓宗家小口大八が初めて、この地Singapore で御諏訪太鼓の演奏を披露してから34年の歳月が経過していると言った挨拶をこの日、宗家小口大八師はされた。本年2007年に宗家小口大八師と全国御諏訪太鼓連合会諸先輩方と共演の運びとなった。
(小生、昨年2006年は日豪交流年で都合がつかず見送っていた。)

さて、この晩の宴会は各円卓テーブルでシンガポール諏訪太鼓メンバーとの太鼓雑談の傍ら皆と日本の盆踊りの余興を加え、中華料理に舌鼓を打ち最後に三本締めで宴は閉じられようとした。
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最後の最後、帰り間際に宗家小口大八師は再びステージに上がった。
小生を皆に紹介して頂いた。「私の弟子だで!」と一言、皆の前で叫んでいた。
有難い。
(小生もマイクを借り一言挨拶させて頂いた。)

人の上に立つ者の度量の大きさを感じる。
今以って会うたびに何処か緊張感を漂わせている存在である。
合掌

「 Victoria Theatre 」

9月9日(日)、この日が第37回の日本文化祭の当日である。
会場は“Victoria Theatre”である。
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午前11時からリハーサルが行われた。
小生、数年ぶりに小口大八宗家伝説の独奏曲“阿修羅”に加わった。
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84歳という年齢を全く感じさせない血湧き肉躍るパワーがあり、これぞ小口大八の世界、観ている者、聴いている者を圧巻させる。

話は若干脱線するが、御諏訪太鼓、御大小口大八宗家の存在無くして、今の日本また世界の和太鼓界を語る事は出来ない。
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今回このイベントには、全国御諏訪太鼓連合会の打手鼓手が長野、静岡、三重を始め日本全国各地から参加された。皆が宗家小口大八師を慕い、敬っている。
組太鼓創始創案者、小口大八という日本太鼓界重鎮のこの飽くなきパワーと存在感が無ければ、今日の日本太鼓界の発展と普及は有り得なかったであろう。少なくとも今述べてきた事は断言できる。

1973年、奇しくも小生がこの世に生を授かった年、小口大八師、50歳の時に遡る。つまり小生と宗家は半世紀の年の差があるのである。この年の東南アジアツアーの最中、ここシンガポールで初めて御諏訪太鼓を披露した。その後“シンガポール諏訪太鼓”支部設立に至り、現在30名を超える御諏訪太鼓の打手鼓手が顔を連ねている。それと共に本家御諏訪太鼓との30数年に渡る歳月の経過が一つの太鼓史を創り上げている。
即ち、このポイントが宗家小口大八師の真骨頂なのである。

自分は黙ってリハーサル中、宗匠打頭“小口大八”氏を1人の人間、鼓人(個人)として見ている。
小生、うかつな動きは出来ぬ。
この舞台には見事な価値ある日本伝統芸能文化が揃った。
元祖、御諏訪太鼓保存会による勇駒・とんばね太鼓、諏訪雷、阿修羅、そして、シンガポール諏訪太鼓による諏訪湖ばやし、他の演奏と日本舞踊が披露され最後の合同演奏で飛竜三段返しを演奏し幕を閉じた。
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組太鼓創始創案者“小口大八”、心に染み入る太鼓での表現。
和太鼓を通じて人生の陰影が浮かび上がる。

演奏後宗家よりちょっと話がしたいと打診される。

宿泊先ロビーにて小口大八宗家と2人で話をした。その僅かな時間の会話が重くのしかかる。転機を感じた会話でもあった。
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この晩は中華街の屋台村で各グループに分かれて打ち上げをした。
参加者の皆さん今日はお疲れ様でした。そして、組太鼓共演有難うございました。

次の日の10日早朝、小口大八宗家含め全国御諏訪太鼓連合会の面々はインドネシア“バリ島”へ向かった。小生はこの日の夜の便でシドニーへ戻る。

湿度が異常に高いシンガポールでの滞在、外にいるだけで汗がにじみ出てくる陽気であったが、2日間程は雨に見舞われ、返って快適に滞在出来たかと思う。

4日間の滞在は充実していた。
移動の軌跡はどんな言葉よりも、同じ舞台で一緒に演奏した事が心の誠を伝えている。
そこには言葉はない。
言葉なくして人の心を打つ。
我が太鼓師。
小口大八の世界。

合掌
Good to from Great-Master Mr.Daihachi Oguchi sensei after such a long silence.
On top of it, he is at the age of eighty-four. It was amazing that his Taiko-life.
I have just returned from Singapore on Tuesday 11th September 2007 somehow safely and had unusual experience there.
I have always been interested in international spontaneous relations.
Many thanks for joining everybody which I am appreciated.
I also trained under Mr. Daihachi Oguchi sensei and I attended Ashura-class when I was live in Okaya-city.
I just keep learning my life.
All connected, all are linking that way of Traditional Japanese art Taiko.
That’s part of my life.
So life is learning process.
I am proud of being Japanese.
The once man sets sights on intend that make it necessary for me to leave hometown.
I cannot return until achieves not even to die there but do not worry.
My bones can be burial anywhere, not just in my hometown.
I can find peace in dying in any place I am.

Hoping to see you in future again and keep in touch.
Take care and many thanks.

Tatsuo Sekiguchi.
信濃之国壱之宮諏訪大社太々神楽
鼓玄正派源流御諏訪太鼓流家元
宗家 小口大八ノ御諏訪太鼓為

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その土地の香り、そこの風、そこの風景、そこでの出会い縁、
“ 御諏訪版水戸黄門/遍路風土風情録 ”島から大陸へ大陸から島へ行ったり来たり.... の道標“みちしるべ”■
合掌

Photo by Helen @Ayers Rock, Uluru-KataTjuta National Park
on Sep/2006.  (AUSTRALIA : オーストラリア連邦国)



■~ 信濃之国一之宮諏訪大社奉納 無形文化財 御諏訪太鼓を奏する旅 ~■

【車の荷台へ太鼓を積み最寄の町“Alice Springs”から南へ500km車を走らせる・・・】

眼前に広がる赤土の景観と大地の営みに感動 .......

そこは【世界の中心】あるいは
【地球のへそ】と呼ばれている場所である◆世界最大の一枚岩と言われる通称エアーズ・ロック◆そこはオーストラリア大陸中央部に位置する場所・・・

■~ 諏訪人の雄叫び 元祖 御諏訪太鼓 奏■

【世界初、前人未到、非公開、立ち入り禁止区域で特別プレゼンターの誠意によって決まった御諏訪太鼓の披露
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世界最大の一枚岩の神秘、大地の恵みと共に元祖 御諏訪太鼓以奏ス】

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