FC2ブログ

「 蛇の鱗(ウロコ)を見て龍と思うなかれ 」 ~時の流れ~

時の流れ(日記)
06 /17 2007
先日、師小口大八宗家と奥様と電話にて話をした。
“紐育太鼓愛好会”(小口大八宗家命名)、並びに“マンハッタン太鼓”とのWorkShop演奏交流の報告である。

「いやー関口君、アメリカ(N.Y)での“飛竜三段返し”の指導ご苦労様だった・・・・・・、
龍(竜)神が天を飛び翔ける趣で打奏される飛竜三段返し。」
・・・・太鼓は古より神仏の住居と考えられていた。・・・そして日本人の心、魂、と言われ我々の生活の中に生き、共に歩んで来た楽器であり、音であります。私達の左の胸にある心臓、これは太鼓です。お母さんの腹中で十ヶ月太鼓(鼓動)を聞き生まれてきます。・・・だから太鼓は本能の音楽だと・・・・。」

太鼓を通して人生の陰影が浮かび上がる。
心にしみ入る日本の伝統打楽器の中に在る御諏訪太鼓の打芸打法。
諏訪大社神楽殿奉納、御諏訪太鼓サウンドを原点とする独特の奏法と組太鼓奏法。

本年度2007年NHK大河ドラマ「風林火山」原作;井上靖氏(9月2日放送分)に宗匠小口大八師を筆頭に御諏訪太鼓は出演する。
1951年宗家作曲の大地を揺るがす雷神の様相を太鼓で表現した、太鼓史上不世出の名曲「諏訪雷(イカヅチ)」雷神が東京渋谷のNHKスタジオで先月収録を終えたという。又、今年のNHK大河ドラマ「風林火山」で使われている太鼓は全て御諏訪太鼓の音色打法である。

御諏訪太鼓のNHK大河ドラマ出演は'88「武田信玄」原作;新田次郎氏、'92「信長 KING OF ZIPANGU」そして、今回が3度目のNHK大河ドラマ出演となる。

信濃之国一之宮諏訪大社太々神楽、御諏訪太鼓の伝統を守り、伝授伝承される中、時流、時代の変化に応じた変化も必要とされる。
だが、原点は日本鼓道の元祖御諏訪太鼓の芸術性を高める事が肝要である。

人と人、国境国籍を越え無限に繋がっている。
さらに遠くへ向く軌跡を描いて往くだろう。

Daihachi Oguchi, Founder
Socity for Preservation of OSUWA-DAIKO, An Intangible Cultural Treasure, ShinanonoKuni-Ichinomiya-Suwa-Shrine-Daidai-Kagura;
“ShinanonoKuni-Ichinomiya” is the head shrine for the Suwa-Shrine, of which more than 10,000 exist in all Japan.
The “Daidai-Kagura” is a type of kagura, or Shinto music and dancing


blogrank

天空

スポンサーサイト



Essay 14 「 ~ 天鼓巡回 in N.Y.C ~ 」

NewYork ニューヨーク (NY.NZ)
06 /03 2007
「 おむすび 」

5月26日、この日は由緒あるエリス島(Ellis Island)に於いての和太鼓演奏日であった。
この島はマンハッタン(Manhattan, NY)からは僅かの距離にあるがNew Jersey州(NJ)に位置する小島である。又、この小島はかつてのアメリカ移民管理局の建物である。

当日早朝“Battery Park”へ集合し島までフェリーでの移動となる。
フェリーはリバティ島とエリス島へ渡航する為、朝から乗客の長蛇の列が出来ていた。わずか数分の間にとんでもなくこの列が長くなっている事に気がつく。N.Yへの観光客は必ずこのフェリーコースが観光に含まれている。
私達団体は“National Park Service”による優遇特別ルートでセキュリティー検査を済ませ早々に搭乗できた。フェリー搭乗後、早くも右手には巨大な自由の女神像が視界に入ってきた。そして、マンハッタンの摩天楼の街並みもフェリーから一望できる。
20070603161052.jpg

アメリカを象徴する自由の女神像。
20070603160318.jpg

フランスからアメリカ合衆国の独立記念百年を記念し1886年に贈呈されたという。
そんな束の間にリバティ島に到着した。私達はここでは降りずにエリス島へ向かった。エリス島が今回の演奏会場である。紐育太鼓愛好会のメンバーと共に上陸する。

エリス島は自由の女神像が立つリバティ島(Statue of Liberty)に近接している。
musium.jpg

かつてアメリカへ移住を希望する移民の入国移民管理局があった場所で、現在は博物館になっている。赤レンガ造りの建物が1954年までの約60年間に渡って移民局として機能していた。

Ellis Island Immigration Museum、上階にあるかなり広いホールがかつての入国審査場である。
赤レンガ造りの建物のホール内にはいかにもアメリカらしく大きな“星条旗” が両端に掲げられていた。かつての13の植民地を表す赤と白の横筋模様に50州を表した星の数。
seijouki.jpg

もう一度申し上げるが、ここはかつてヨーロッパを始め世界各国からアメリカ合衆国へ移住を希望する移民者の移民管理局があった場所である。かつての先人達(日本人も含まれている)が夢と希望を抱き上陸入国し50州に点在して行った。その先祖を持つ今の世代の者は我々とは違った面持ち、感情を持たれている。アメリカ合衆国は彼らを称え当時の移民者の名前が博物館横にある石碑に刻まれている。
長い時が刻まれた今日(コンニチ)、縁があって私はこのアメリカ合衆国の歴史が刻まれた格式と品格あるこのホールにて日本太鼓伝統芸術打芸を演奏させて頂く。
banzai.jpg

kizami.jpg

ここでの“Asian Pacific American Heritage”というイベントに於いて“マンハッタン太鼓”と“紐育太鼓愛好会”そして小生のソロ演奏、“御諏訪太鼓”を奏した。
波動が響き、轟き、韻り余韻する。そして、共鳴高潮作用を引き起こす日本鼓道。
ここのホール内はEchoがかなり効いており、日本文化の象徴である和太鼓の音色は敏感に反響“やまびこ”していた。
Ensou.jpg

JanetAlanPeter.jpg
Photos by Morgan & Janet

演奏を無事終了、片付け梱包荷積みをし終える。
その後外のテラスでメンバーの方々と景色を眺めながら昼食をとった。
自由の女神像そしてマンハッタン(Manhattan)からブルックリン(Brooklyn)にかけての景色が一望できる場所であった。
20070617094903.jpg

私はCaféでCappuccinoとMuffinを買った。
昼食最中メンバーの日本人の方より“おむすび”を確か4つ頂いた。
ほんとに旨そうなおむすびで自分にとっては何よりの御馳走であった。
郷里岡谷小学校での春の遠足で行った“やまびこ公園“で食べた“おむすび”を彷彿させる様な感覚だ。
やっぱり自分は生粋の日本人だなーとつくづく思う一時である。
実際のところ購入したMuffinは食べずに“おむすび”に舌鼓を打っていた。
メンバーの皆様、おいしい“おむすび”を頂きまして有難うございました。

この日は週末と言う事もあって地下鉄がSouth Ferry駅まで走っていない。
一部の間隔が運休している様だ。
(シドニーでも週末はよくある光景なので状況は理解出来た。)
帰りはBusでHotel近くまでの移動となった。Busでのマンハッタン巡りも悪くないと考えた。Busに乗車すると、Busドライバーが自分に興味を持ったらしく運転手の後ろに座れと言われ、自分は斜め後ろの席へ座る羽目となった。自分に色々と質問をしてきた。「ニホンノドコカラキタンダイ?」「ケッコンハシテルンカイ?」「イツマデN.Yニイルンダイ?・・・」と言った世間話をしている間に“Penn Station Madison Square Garden”が見えてきた。そこで下車しドライバーに別れを告げた。
良くも悪くもN.Y初のBus乗りはちょっとした思わぬ人との出会いで楽しくなるものである。



「 ハーレムに迷う 」

5月27 日は午後から名門コロンビア大学構内(Columbia University)に於いての御諏訪太鼓演奏Workshopの予定があった。
何分土地鑑が無く不慣れな街である為、迷ってはいけないと思い11時前にはHotelを出た。地下鉄に乗り事前に聞いていた“W116 St”にて下車し地図を片手に指定された場所へ向かった。会場へは12:15に行けば良い事となっていた。
随分と早く駅に着いたので一人駅の界隈を歩いていた。如何せん好奇心もあり折角N.Yへ来たのでと時間に余裕があった為、更に足を延ばしてみた。その内明らかに道に迷っている自分に気がついた。公衆電話を掛けようと思ったが小銭¢50が無い。
どうやら完全に道に迷ったらしい。

街路には多くの黒人が見受けられる、時間は刻々と過ぎていく。

ふと見ると携帯電話を片手に歩いてくるガタイのいい黒人に声をかけた。
「ここは何処ですか?自分はここに行かなければならない。」とこんな具合に話した。
彼は、大きな微笑(Big Smile)を浮かべてこう言った。「ココハHarlemダ!」と言う。
イヤーあの噂に聞いていたハーレム街であった。(あちゃー。あちゃ・・!?)
Marcus Garvey Parkという公園付近で迷っていた。
どうやら彼は自分に興味を持ったらしく色々と質問をしてきた。
「君ハ日本人カイ?」「ああ、いかにも生粋の日本人だ。」とChatting会話が始まった。
「何ヲシニココヘ?」「いやーだから道に迷って・・・・。ホントはここに行きたい・・。」そして、電話を貸して欲しいと伝えた。彼は「ドウゾ。」と差し出した。だが自分は使い方が良く分からないので手っ取り早く携帯番号を伝えた。

電話が繋がったらしく彼は担当のTさんと話している。Tさん自身も誰だかわからない人からの電話で戸惑っていた様だが、彼の律儀で紳士的な説明の上、事の状況を理解したらしい。Tさんは随分びっくりされていた様であった為、自分に電話を代わり改めて事情を説明する。

彼は「Taxiニノッテイッタラスグダ!」と言う。彼は更に大きな微笑を浮かべ自分を見つめている。その後、彼は親切にTaxiをつかまえて自分を乗せてくれた。無論運転手は黒人。
彼はここへ行ってくれと運転手に説明している様だ。
しかも驚いた事に彼がTaxi代を払っているではないか!?(あちゃー。あちゃー。×2)
ホント面目ない。
「Taxiダイハオレガハラウカラキニスルナ! Mr. Taiko Drummer!!」と言っていた。

体中からJazzリズムを発散させているような一人の出会った黒人の印象。
彼は本当に気持ちのいい男である。
別れ際思わず写真を撮り、名前を聞いたが忘れてしまった。
私はこの機は稀な一期一会と悟り、御諏訪太鼓宗家小口大八師匠から頂いていた“御柱(オンバシラ)お守り”を彼に授けた。
そして私は後ろ髪を引かれる思いでハーレム街を跡にした。

ようやく会場へ到着。
お迎えが2人、エントランス入り口にて待機されていた。
「皆さん遅れてすいませんでした。」その後、何事も無かったかのように御諏訪太鼓代表曲“飛龍三段返し”の曲演奏Workshopが始まった。

N.Y, Harlemで出会った黒人の友。
彼は自分にとって守護神(人)であったと今振り返る。
Mr.守護人。いつかきっと再会できるであろう。
Block.jpg


New York City is simply because it’s one of the most vibrant, energetic cities in the World.
All connected, all are linking that way of Traditional Japanese art Taiko.
That’s part of my life.
I am proud of being Japanese.


時を刻む道“日本鼓道”。
永遠に満足感は無い。
N.Y天鼓旅路の道標(テンコタビジノミチシルベ)。
鼓玄正派源流御諏訪太鼓流家元、宗家小口大八師を始めとして今回お世話になった現地の皆々様に心より感謝申し上げます。

kodou.jpg

kokun.jpg

合掌


御諏訪太鼓保存会
関口達夫


blogrank

天空

Essay 13 「 ~ 天鼓巡回 in Bangkok ~ 」

Thailand タイ
06 /03 2007
「 天鼓巡回 in Bangkok 」

1886年に日本とタイの修好宣言に署名がされ今年で120周年にあたるという。

外務省:「日タイ修好120周年」推進協議会より“御諏訪太鼓”の演奏巡回が記念事業として認定される。 (認定番号56番)

バンコクの現地学校を訪問し演奏そしてワークショップを実施する。
今回のすばらしい機会を通し、御諏訪太鼓代表曲「勇駒(イサミゴマ):Running Horse」を4日間に渡って延べ1,000人を超える生徒達にワークショップを開催し、和太鼓ふれ愛交流を計る事が十分に出来た。
「勇駒」は1998年の長野オリンピック閉会式での2,000人揃い打ち演奏曲という事もあってか、予想以上に反響が大きく子供達は情熱を持って打ち込んでいた。又、引率の先生方からもとてもやる気が感じられた。

とても有意義な時が流れた。
初日に受け持ったクラスの一人の女の子は演奏中になれないバチを使い誤って自分の指を3回程ぶつけて顔をしかめていたが最後まで必死に打ち続けている。
その子は私の姿を瞬き(マバタキ)せず見続け必死についてくる。
その表情と直向き(ヒタムキ)な姿に心打たれる。
こんな子供達に接する事が出来感動を覚えた。

過ぎ行くその感動。
時間の経過がとても早く感じられる。
全校集会での20分間に亘る御諏訪太鼓ソロ演奏でも多くの方々から激励を頂き心から感謝申し上げたい。

僅かな時間の中で「勇駒」を日本伝統芸能和太鼓である“組太鼓日本打芸”を皆が揃い打ち演奏出来るまでの成果を得る事が出来た。

多くの人々と一つの曲を打つ喜び、これは宗家小口大八師御諏訪太鼓の真骨頂である。
多くの生徒達から受けた感動の数々が心に深く刻み込まれた。
皆に喜んで楽しんで頂く事が何よりの励みである。

2007年の今年、学校創立50周年を迎えたBangkok Patana School。
これを機にここBangkok Patana Schoolは御諏訪太鼓の一支部として今後も活動していくという結果に至った。

いつか折を見て再び訪れる約束を誓いタイ・バンコクを後にした。

Bangkok Patana School、全校生徒2,000人・52カ国の異なる民族が通う学校であっても音楽には国境は無い。

機、我を非として当う者吾が師なり此為、鼓玄正派源流御諏訪太鼓流家元、師小口大八宗家始めとしてお世話になった方々に心から感謝を申し上げます。

Isami.jpg

合掌


御諏訪太鼓保存会
関口達夫




blogrank

天空

シドニー不動産 ☆ 天空(雅号): http://www.heiseirealty.com.au/

これまでオーストラリア NSW州政府公認 法人免許 日系で最も古い総合不動産会社として1986年よりシドニーを中心に幅広い分野で海外移住のフルサービスサポート、不動産・事業投資、日本からの起業進出、個人を問わず様々な方々と多岐にわたる事業を通じて和食レストラン出店開業・飲食店の立ち上げのお手伝いをしてきております。
heiseirealty_nittel.jpg



■■■ 旅人☆旅先のシドニーでおいしい!かわいい!!カフェ・和食レストラン・ファッションとローカル情報いっぱい満載! ■■■


【単独全米48州&全豪一周車で御諏訪太鼓と共に走破!!】

■現在SYDNEY在住の日本男児、信州 郷里 御諏訪太鼓の里より地道な本能的演奏活動を展開中~ 進むべき道を切り拓く、
その土地の香り、そこの風、そこの風景、そこでの出会い縁、
“ 御諏訪版水戸黄門/遍路風土風情録 ”島から大陸へ大陸から島へ行ったり来たり.... の道標“みちしるべ”■
合掌

Photo by Helen @Ayers Rock, Uluru-KataTjuta National Park
on Sep/2006.  (AUSTRALIA : オーストラリア連邦国)



■~ 信濃之国一之宮諏訪大社奉納 無形文化財 御諏訪太鼓を奏する旅 ~■

【車の荷台へ太鼓を積み最寄の町“Alice Springs”から南へ500km車を走らせる・・・】

眼前に広がる赤土の景観と大地の営みに感動 .......

そこは【世界の中心】あるいは
【地球のへそ】と呼ばれている場所である◆世界最大の一枚岩と言われる通称エアーズ・ロック◆そこはオーストラリア大陸中央部に位置する場所・・・

■~ 諏訪人の雄叫び 元祖 御諏訪太鼓 奏■

【世界初、前人未到、非公開、立ち入り禁止区域で特別プレゼンターの誠意によって決まった御諏訪太鼓の披露
■*** UNESCOユネスコ世界遺産 ***■
☆聖域ウルル・カタジュタ国立公園内、アボリジニ先住民の“聖地”に於て☆
世界最大の一枚岩の神秘、大地の恵みと共に元祖 御諏訪太鼓以奏ス】

【天地ノ鼓以心拠為、
やろうとして心働かせれば、そこに心止まる....... 静
以て、水溜まれば下に流れる・・・。
転がる石に苔付かず、
流れる水は腐らない....... 動】

【In 2008, the distance between Sydney, Australia and Los Angeles, California, U.S.A is 7,487 miles (12,049 km). Logged over 40,000kilometres from their front gate in Sydney to North America as U.S.48states, Canada and Mexico on a 55days own road trip】......◆全米・全豪☆独走、独創、独奏、独道の旅路☆本来無一物 謝謝◆

*** 皆様に、シドニーの★かわいい!おいしい!いいじゃん!etc 話題情報満載のご提供をドンドンします!!

・・・日本伝統神道芸術■和太鼓■をもっと身近に感じられるブログにしていきたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。***



弊社WEBサイトへ ➡ http://www.heiseirealty.com.au/
※政府公認のエージェントライセンスを保有しております。
◆ NSW州(ニューサウスウェールズ州)政府公認 ビジネス売買エージェント
◆ NSW州(ニューサウスウェールズ州)政府公認 不動産エージェント
◆ NSW州(ニューサウスウェールズ州)政府公認 調理師 (Asian Cookery) & Provide First Aid/ FSS & RSA
◆ NSW州(ニューサウスウェールズ州)政府公認 不動産オークショナー・競売物件入札認定業者 (Accreditation Auctioneer)