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「 初七日を終えて 」

時の流れ(日記)
07 /07 2008
誰でも師という存在は持っている事であろう。
それが、恩師であり、人生の師、何かの習い事の師であろうと人それぞれ様々である。

急な悲報が届いてからの1週間は、正直狂気の沙汰であった。
2,3日間は、ただ悲しく、切なく、寂しく、この現実を受け止められなくて呆然としていた。
それからの数日、『御諏訪太鼓宗家小口大八の鼓訓』を読み始めていた。
これは、自分がここオーストラリアに来る前に、宗家より渡された自筆の御諏訪太鼓奏者としての心得である。これは非売品であり言わば、虎の巻のような物である。その中でも他では見なれない聞かれない事が、ぎっしりと力強い字で書き残されている。

また、以下は先月6月18日御諏訪太鼓道場訪問時に、宗家より頂いた物から。

神道芸術 (シンドウゲイジュツ)
━御諏訪太鼓六十年━

太鼓奏楽は我が国伝統打芸です。
その中で御諏訪太鼓は、太古より農耕武勇の神として人々の信仰を集めている信濃之国(長野県)一之宮諏訪大社の太々神楽を伝承したものであります。
御諏訪太鼓には、昔から「打てよ神の子神の音なる神賑わい」の祝詞(ノリト)があり、今日に伝えられています。
太鼓は諏訪大社建御名方(スワタイシャタテミナカタ)の神の在所であり、これを打奏するにあたっては精進潔斎(ショウジンケッサイ)をして、真摯な心を持って撥(バチ)を握り、打奏は即ち祝詞であり祈願と感謝の対話である。との真意に基づいて一心不乱に打つ事に徹し、やがて神と打者が一体となった時、神音が出て来る、と・・・・・・。
つまり、良い音が鳴り響くとの言い伝えであります。私はこのような御諏訪太鼓を、神と人間とが結ばれて創り出される「神道芸術」であると考えております。・・・・・・・

・・・・そして、昭和26年(1951)に御諏訪太鼓において、複式複打法と呼ばれる、オーケストラ方式による独創的な組太鼓スタイルを創案、完成させ、その後、全国各地で公演・指導を行い、財団法人日本太鼓連盟創立に至りました。国立劇場の「日本の太鼓」の公演には昭和52年(1977)の第一回より、何度か出演しております。また、国際公演も度々行い、国際親善・文化交流にも貢献できたのではないかと思っております。

御諏訪太鼓の複式複打法は、複数の打ち手が複数の太鼓(径と胴長の異なる高音低音の太鼓)を組太鼓にして打奏するというものであり、この画期的な方法は近代太鼓打法の先駆けとなり、全く新しい独創的な集団太鼓音楽として演奏することが可能となり、太鼓の音楽的位置づけとその確立がなされたのです。そのために僅か50年余の歴史の中で国内外にわたって広く普及し、大きな発展・ブームを呼び、画期的な太鼓文化を築き上げたのであります。・・・・・・・・・・。

平成17年(2005)9月3日
(おぐちだいはち・財団法人日本太鼓連盟副会長/
信濃之国一之宮諏訪大社太々神楽御諏訪太鼓宗家会長)



ジャパンファウンデーション(国際交流基金)の前身である国際文化振興会(KBS)時代から36年、その職業人生において一貫して文化交流に携わってきた小松氏の語りより。(2006年9月の報告から)
1971年、国際交流基金の前身である国際文化振興会(KBS)に入社。KBSは1933年の国際連盟脱退直後、日本が国際社会で孤立することを恐れて設立されたものである。KBSは戦後まもなく業務を再開したが、小松部長入社時には細々とした活動をしているにすぎなかった。
・・・・・1972年、虎ノ門の晩翠軒で国際交流基金の業務を開始。入居予定のビル落成が間に合わず、かつての中華料理屋の円卓で仕事を行った。 2ヵ月後、新築なった大東ビルに入居。

東南アジアとの交流のため、73年に宝塚歌劇団東南アジア公演を実施。鎖国を解いたばかりのビルマに、華やかな舞台を持っていった。宝塚は階段を豆電球の電飾で飾り、それの点滅操作で舞台を盛り上げるのが特徴であるが、ビルマでは大きな裸電球しか用意できず、日本の舞台を忠実に再現することはできなかった。しかしチケットはブラックマーケットで70倍のプレミアがつき、公演は大好評であった。御諏訪太鼓の公演は、戒厳令下のベトナム、マニラを訪問するという冒険をした。特にベトナムのサイゴンは、陥落数カ月前の公演。反響は大きかった。
(国際交流基金の創設以来、幅広い活動に携わってきた小松諄悦氏に
「ジャパンファウンデーションの34年」を語っていただきました。)


ジャパンファウンデーション創設期の尽力者の小松さんはこれらの思い出を過去に語っている。この出来事が、多くの反響を呼び和太鼓海外公演の走りとなったのだと言う。

~ 寸心 ~
・・・我が太鼓師があっての小生、教えや誓願を実行する事、
・・・その志を清潔にして、唯だ道をこれ務むなり・・・・

岡谷で産声を上げ、岡谷で育ち、お盆の岡谷太鼓祭りで太鼓を聞いてきた。
そもそも、御諏訪太鼓との出会いは、小生が岡谷小学校低学年の頃であった。岡谷市内の病院内での佳澄さんとの出会いであった。その時の会話は佳澄さんと小生の母親同士の世間話が縁であったという。
その縁がもたらした、巡り合わせ。
・・・・かつて、地元岡谷にある塩尻峠 『縁結(エンムスビ)』 焼肉屋での宴会の席でも随分と世話になった気がする・・・・。心情は忘れた記憶を呼び起こす。

思い出す尊い事実と今までの縁(エニシ)、
師の恩に合掌せずにはおれない。

一つの橋を渡り、渡り舟に乗る報恩の為、来月8月初旬に帰郷する・・・・・・。

つつしんで掌を合わせてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。


合掌

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合掌

Photo by Helen @Ayers Rock, Uluru-KataTjuta National Park
on Sep/2006.  (AUSTRALIA : オーストラリア連邦国)



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【車の荷台へ太鼓を積み最寄の町“Alice Springs”から南へ500km車を走らせる・・・】

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世界最大の一枚岩の神秘、大地の恵みと共に元祖 御諏訪太鼓以奏ス】

【天地ノ鼓以心拠為、
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